世界では賞金総額数十億円も当たり前! e-sportsに沸く「東京ゲームショー2017」

東京ゲームショー2017

 毎年恒例のゲームイベント「東京ゲームショー2017」が千葉県幕張メッセで開催された。9月21日から24日までの4日間で、25万4,311人(昨年より1万6千人減)の来場者数を記録している。今回は「現実を超えた体験」をテーマに、従来の視覚や聴覚以外の感覚を使った体感型ゲームの展示が目立った。

VAQSO VR

 その中でも際立ったのがトリコルが開発したラーメン屋を体験できるVR(仮想現実)ゲーム「カウンターファイト」だ。このゲームは仮想現実世界で「匂い」を実際に感じることができる「VAQSO VR」デバイスを採用している。ゲームとしての完成度はともかく、VRの世界に「嗅覚」をとりいれた点に斬新さを感じた。

 もう一つ注目を浴びた展示ブースがTEGwayだ。ゲーム画面の状況に応じてコントローラーの温度が熱くなったり、冷たくなったりする事が可能な触覚フィードバックセンサー搭載の「ThermoReal」が参考出品されていた。ゲーム以外の分野でも応用が期待できる技術で、VR世界で「痛覚」まで体験できるようになった。

 今回のゲームショーの特色は、近年注目されている「e-Sports」の競技大会「e-Sports X(クロス)」を開催するなど、例年とは変わった趣向にチャレンジしていることだ。

 「e-Sports」はチーム形式、もしくは個人で競い合うゲームスポーツだ。上位チームには高額の賞金が支払われるため、世界で注目されている人気スポーツとなっている。日本を除くアジアや欧米では既に市民権を得ており、様々な大会がいたるところで開催されている。既にプロとして「e-Sports」だけで生計を立てている人もいるぐらいだ。人気オンラインゲーム「Dota2」の大会「The International 2016 」では賞金総額が20,770,640ドル(約23億円)に達成している。

e-Sports X(クロス)の様子

 賞金が高額になる理由は、参加者や観衆から賞金を募り、その総売り上げの数十パーセントが賞金になるためだ。ゆえにゲーム業界が盛り上がるほど、賞金総額も増えていくことになる。ただ、残念なことに日本国内では法律に抵触する可能性が高い。「e-Sports X(クロス)」の開催は、法規制の緩和などの議論の場に、一石を投じているのは間違いない。日本のプロゲーマーが当たり前のようになる時代はすくそこまで来ている。

 ゲーム業界も事業の「選択と集中」を行い、既存の子供向けのゲームにとどまらず、シニア層や女性向けといった、従来のターゲットではない層にまで手を広げている。まだまだゲーム業界の未来は明るいといえるだろう。

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